教育・学修の観点から新たな時代の質保証システムを考える

教育・学修の観点から新たな時代の質保証システムを考える

ALseminar2024_5_banner.png

ポスター

開催日時・場所・参加費

講師

概要

中央教育審議会大学分科会質保証システム部会による『新たな時代を見据えた質保証システムの改善・充実について(審議まとめ)』(2022 年3 月)では、「学修者本位の大学教育の実現」や「社会に開かれた質保証システムの実現」に向けて、質保証システム(「大学設置基準」「設置認可制度」「認証評価制度」「情報公表」)の改善や充実に関する様々な提言がなされました。

『審議のまとめ』では、「認証評価制度」の改善・充実に関して、「学修者本位の大学教育の実現」の観点から、大学評価基準に「学修成果の把握や評価」の項目を追加することが提言されました。これを受けて2024 年3 月には細目省令の改正が公布され、認証評価機関が定める評価基準(大学評価基準)に共通して定めなければならない項目の一つとして、「学修成果の適切な把握及び評価」が追加されました。

これまでの認証評価制度を振り返ると、大学設置基準への適合性(第1期、第2期)、内部質保証体制とその機能(第3 期)と重視される評価項目は変化してきましたが、前述の細目省令の改正が行われる中で、今後、これまで以上に認証評価において教育や学修が重視されるのではないでしょうか。同様に、このような流れの中で、個別大学の質保証においても教育や学修の観点がより重要になってくると言えます。

また、『審議のまとめ』では質保証を担う教職員の資質向上が提言されていますが、今後、各大学の質保証担当者による質保証体制の整備や認証評価機関の評価員による個別大学の評価に際しては、教育、学修に関する理解が重要になると考えています。

今回のセミナーでは、大学評価や質保証システムに造詣が深く、中央教育審議会大学分科会質保証システム部会委員や同分科会認証評価機関の認証に関する審査委員会座長を歴任されるとともに、教育・学修支援専門職の養成を目的とするALPS履修証明プログラムの運営に従事いただいた、本学名誉教授の前田早苗先生をお招きし、これからの時代における質保証のあり方や教職員の質保証への主体的関与において求められる事項について、教育、学修の観点を踏まえて、ご講演いただきます。

ALPS履修証明プログラムの対応テーマ

教育プログラムの設計と評価 (参照:ALPS履修証明プログラム

申込方法

以下から必要事項を入力してください

ウェビナー申込(Zoom)

登録後、入力したメールアドレス宛に、当日のアクセスに必要な情報が届きます。
当日まで大切に保管してください。

ご記入いただいた個人情報は、当セミナーの受付のほか、
個人を特定しない統計情報として当センターの運営のために利用し、
国立大学法人千葉大学個人情報管理規定に基づいて厳格に管理いたします。

申し込みの締め切り:2025年1月28日(火)

その他

サービス別

学ぶ

研究する

教える

アカデミック・リンク・センター/図書館について