教学系職員の専門性をどのように高めるか:学校法人立命館の取り組み

教学系職員の専門性をどのように高めるか:学校法人立命館の取り組み

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開催日時・場所・参加費

講師

概要

千葉大学アカデミック・リンク・センターでは、現在「教育・学修支援専門職」の確立とその養成を目的としたALPS履修証明プログラムを実施しているが、このような大学職員の高度化、専門職化に関する議論はかなり以前に遡ることができる。1990年代後半には、大学職員の専門化や能力開発が議論されていたが、当時は大学経営人材に関する議論が中心であった。 2014年の中央教育審議会の審議のまとめ「大学のガバナンス改革の推進について」では,教務や学生支援の分野に精通した「高度専門職」の設置についても言及され「『高度専門職』の設置や恒常的な大学事務職員のスキル向上のためのSDの義務化等、今後、必要な制度の整備について法令改正を含めて検討すべき」とされた。このことが2017年の大学設置基準の一部改定によるスタッフ・デベロップ メント(SD)の義務化に繋がっていった。

2022年の大学設置基準の改定においては「学修者本位の教育への転換」が謳われ、教育研究実施組織という概念が新たに導入された。これは教育研究活動等を行う上で、大学の組織機能の明確化や教員と事務職員等相互の役割分担、協働、責任の明確化等を目的としているとされ、また同様に新たに導入された指導補助者についても職員がその役割を担うこともあるとされた。しかし、教務・学生支援にかかる専門的職員がいなければ、このような役割を担うことは難しいだろう。

今回のセミナーでは、教学系職員の専門性を高めるための取り組みを進めている学校法人立命館において、教学部の研修を担当されている各務宇春氏とカリキュラム・コーディネーター研修を担当された成瀬絵里佳氏をお招きして、立命館、とりわけ教学部門において職員の専門性向上に向けた取り組みを行う理由、想定されるゴール、また具体的な制度、運用の整備、研修プログラムの状況、また研修の実際とその実践における課題についてお話しいただく。意欲的な取り組みから多くを学ぶ機会としたい。

ALPS履修証明プログラムの対応テーマ

高等教育をめぐる政策動向 (参照:ALPS履修証明プログラム

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申し込みの締め切り:2024年5月27日(月)

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