教材開発支援の最前線:九州大学における電子教材開発の取り組み

教材開発支援の最前線:九州大学における電子教材開発の取り組み

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ポスター

開催日時・場所・参加費

講師

岡田 義広 氏(九州大学教授・同データ駆動イノベーション推進本部・次世代型オープンエデュケーション推進部門長

概要

2024年度第1回アカデミック・リンク/ALPSセミナーは、「教材開発支援の最前線:九州大学における電子教材開発の取り組み」という題目で、九州大学の岡田義広氏を講師とし、開催されました。

まず、九州大学附属図書館付設教材開発センター(2011~2023年度)の活動の概要が、多数の実例とともに紹介されました。

一点目に、授業の収録・授業動画公開の取り組みとして、国内の大学でいち早く iTunes U を利用開始したこと、YouTubeやMOOCでの教材公開の取り組みが紹介されました。二点目として、3D・シリアスゲーム・シミュレーションなどの多様なICT教材を受講生と教員の協働により開発してきたことや、既存教材の英語化や学生の学習データの分析(ラーニングアナリティクス)にも取り組んでいることが解説されました。三点目として、電子・ビデオ教材の作成者向けの講習や、電子教材の著作権についての講習を行っていることが述べられました。

更に、2022年度に発足したデータ駆動イノベーション推進本部・次世代型オープンエデュケーション推進部門(NOE部門)の取り組みとして、他大学への教材提供やXR技術を活用した対話型教材の開発、教材利用者・開発者向けポータルサイトの開発などが紹介されました。

最後に、DX推進の一環として授業風景などをデジタルデータ化し、AI活用・データ分析を行うとともにそのデータを教材作成に活用していくという今後の展望が述べられ、セミナーは締めくくられました。

ALPS履修証明プログラムの対応テーマ

教材開発支援と著作権 (参照:ALPS履修証明プログラム

共催

大学学習資源コンソーシアム

アンケート結果

セミナーのアンケート結果はこちらからご覧になれます。アンケート

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