2022年3月、新型コロナウイルスの水際対策が緩和されたことにより、外国人の新規入国制限が見直され、外国人留学生の新規渡日が可能となりました。新型コロナウイルス感染症の収束は未だ見えない状況にありますが、各大学では、留学生の受け入れを再開するとともに、コロナ禍後を見据えて外国人留学生の円滑な受入れについて検討を進めていることと思います。
これまでも留学生の受け入れに当たっては、出願のあった学生の国・地域の学校制度、出身学校のレベル、提出された証明書の真贋判定など手続き上での困難さが指摘されてきました。加えて大学院レベルでは、指導教員とのコンタクトの難しさから日本留学を躊躇してしまうという声もありました。
こうしたことから、受入再開に当たって、優秀で真に学習意欲の高い留学生を適切に選別して受け入れを円滑に行う仕組みづくりが求められています。
今回のセミナーでは、65年にわたり留学生の受入れ・勉学・生活の支援や留学生交流に関わる事業を行っている、(公財)アジア学生文化協会から、白石勝己理事長をお招きし、外国人留学生受入れを円滑に行うための対応、外国学修歴評価、入学資格判定についてご講演いただき、コロナ禍後における外国人留学生受入れについて参加者の皆様とともに考える機会にしたいと思います。
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