-
粗悪学術雑誌(ハゲタカジャーナル)を避けるオープンアクセス雑誌(OA雑誌)の仕組みを悪用した粗悪な学術誌(通称・ハゲタカジャーナル、Predatory journals)の存在が近年問題になっています。もし、ハゲタカジャーナルに論文が掲載されると、その論文が研究業績として正当に評価されない可能性や、研究内容の信頼性が損なわれるおそれがあるなど、様々な不利益を被ることになります。ここでは、ハゲタカジャーナルの特徴や問題点を説明した上で、論文投稿先を探す際に、ハゲタカジャーナルを避けるために気を付けたいポイントを解説します。
-
本や論文を探す② (読みたいもののタイトルがわかっている)「この本が読みたい」「あの論文が欲しい」とはっきりわかっている場合の具体的な探し方を紹介します。
-
批判的に読む文献を読むときは、書かれていることを鵜呑みにせずに、その内容を吟味する「批判的な視点」が必要です。文献を批判的に読むとはどういうことか、批判的に読むには何に着目するとよいのかについて説明します。
-
何のために文献を読むのか?学術的な文献を、ただ漫然と読んでしまうと、何も得られずに終わってしまいがちです。まずは、文献を読むことで何が得られるかを知り、自分が文献を読む目的を意識しながら読む必要があります。ここでは、文献を読む目的について説明します。
-
文献の内容をまとめる文献を読んだ後には、その内容をまとめておくことが大切です。文献のまとめ方について、授業での報告や記録などのために文献全体をまとめる場合と、レポートや論文などに用いるためにまとめる場合に分けて説明します。
-
文献の内容を理解する文献を読み終わったのに、結局何が書かれていたのか分からなかったということはないでしょうか。複雑な内容の文献を読むためのコツや、内容を把握するために意識すべきポイントについて説明します。
-
責任ある研究をする研究倫理とは
いろいろな研究不正
研究不正を防ぐには -
文献を探す、手に入れる①(読みたいものが決まっていない)読みたい文献が特定されていない場合に、目的に応じて文献を探す方法として、代表的なものを紹介します。
-
研究成果をオープンアクセスにする研究成果(論文や研究データ)を、インターネット上で誰でも見られるように公開することを「オープンアクセス化(OA化)」と言います。研究成果のOA化が進むことで、自分の研究成果を広く知ってもらえる、他人の研究成果が入手しやすくなる、新たな研究の可能性が生まれるなど、皆さん自身にとっても社会全体にとっても様々なメリットがあります。ここでは、論文をOA化するための代表的な方法とその手順、研究データをOA化する意義とデータ公開先の選び方を説明します。