新型コロナウイルス感染症が流行したことで、国際的な人の往来が制限され、学生の海外留学が困難な状況となりました。一方で、高等教育には「学生達にグローバル化した世界に関与していくための準備をさせる」という役割が期待されており、引き続き、大学においてはグローバリゼーションに対応した人材を育成することが求められています。
コロナ禍による海外留学が困難な状況において、海外連携で行うオンライン協働学習(Collaborative Online International Learning: COIL)はグローバリゼーションに対応できる人材を育成するうえで有効な教育方法の一つであると言えるでしょう。COILとは2000年代半ばにニューヨーク州立大学で開発され、ICTを活用して国外の機関の学生と協働学習を行う教育方法です。
今回のセミナーでは、COIL型教育を活用した大学間交流を推進するための我が国のプラットフォームとしての役割を果たしている関西大学グローバル教育イノベーション推進機構から、池田佳子先生をお招きし、「COILの学習モデル」「COILの実践事例」等についてご講演いただきます。また、千葉大学にてCOILを担当している高光佳絵先生から、その取組についてご紹介いただきます。両先生のご講演から、COILによる新たな国際教育交流やグローバル人材育成の可能性について、参加者の皆様とともに考えていきます。
上記の申込フォームを開き、入力のうえ、2021年3月5日(金)までに送信してください。
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