Symposium / Seminar / Openlecture
シンポジウム / セミナー/公開講座

ポストコロナの時代における高等教育とそれを支える教育・学習支援

ポスター(pdfで開きます)

開催日時・場所

  • 2022年3月30日(水)13:30-16:30
  • Zoomによるウェビナー形式での開催

講師

    • 基調講演

 国際基督教大学学長 岩切 正一郎 氏

    • パネルディスカッション

 コーディネーター:
 千葉大学アカデミック・リンク・センター長 竹内 比呂也

 パネリスト:
 国際基督教大学学長 岩切 正一郎 氏
 大阪大学全学教育推進機構教授 村上 正行 氏
 千葉大学社会科学研究院准教授 横田 明美
 千葉大学アカデミック・リンク・センター特任准教授 國本 千裕

概要

千葉大学アカデミック・リンク・センターは、附属図書館、総合メディア基盤センター(現在の統合情報センター)、普遍教育センター(現在の全学教育センター)が協力し、平成23(2011)年4月に発足しました。コンテンツ、人的支援、空間の三要素の有機的結合によって「考える学生の創造」をめざした「アカデミック・リンク」は、その重要な要素の一つである空間(現、附属図書館N棟)が平成24(2012)年3月にオープンすることで本格的に活動を開始しました。この空間は「アカデミック・リンク」のコンセプトの象徴的な存在であり、今日に至るまで、多くの学生の学びの場として活用されています。また、大学における学生の自律的な学習を促す環境の先導的なモデルとして注目を集め、多くの視察者を迎えてきました。

アカデミック・リンクは、徐々にその活動の対象を広げ、学部生のみならず大学院生をも対象とした「知のプロフェッショナル育成」を掲げて新たな学習支援の領域を開拓するとともに、教育・学習に係るIR、FD、SD活動の中核としても活動を展開してきました。その中でも特筆すべきは「アカデミック・リンク教育・学修支援専門職養成プログラム(ALPSプログラム)」であり、平成27(2015)年に文部科学省教育関係共同利用拠点の認定を受けて以来、履修証明プログラムの開発・運営、各種セミナー・シンポジウムの開催を通じて、本学のみならず日本の高等教育を支える人材の育成に取り組んでいます。

令和4(2022)年3月は、アカデミック・リンクが本格的な活動を開始してから10年となることから、これを記念し、シンポジウムを開催しました。当日は、岩切正一郎学長(国際基督教大学)による基調講演「パルマコンとしてのオンライン教育」に加え、村上正之教授(大阪大学)、学内からは横田明美准教授(法政経学部、アカデミック・リンク・センター兼務教員)、國本千裕特任准教授(当時、現在アカデミック・リンク・センター副センター長・准教授)によるパネルディスカッションにおいて、それぞれ異なる立場からのポストコロナ時代の教育・学修支援について活発な議論が展開されました。

 残念ながらご来場いただけなかった皆様にも、当日の模様を動画配信によりご覧頂くことができます。ぜひご視聴ください(ご利用のブラウザによっては、プラグインのダウンロードが必要です)。

シンポジウムの詳細

当日配布資料

パルマコンとしてのオンライン教育/岩切 正一郎 氏(国際基督教大学学長)

コロナ禍におけるラーニングコモンズでの学習支援の現状と今後の役割/村上 正行 氏(大阪大学全学教育推進機構教授)

千葉大学アカデミック・リンクの活動 2012-2021/竹内 比呂也(千葉大学アカデミック・リンク・センター長)

コロナ危機後のオンライン講義 法学系担当教員の立場から/横田 明美(千葉大学社会科学研究院准教授)

人的支援と支援人材/國本 千裕(千葉大学アカデミック・リンク・センター特任准教授)

アンケート結果

シンポジウム動画