いつでもどこでも論文を読むためには?

公開日
更新日

みなさんが課題やレポートを出されたときに、「この本を読んできてね」とか「ちゃんと自分で参考文献を探してレポートを書きましょう」といったことを先生から言われるかと思います。

そんなときに、千葉大学に来なくても本や論文を探して、実際に読むために必要な豆知識とスキルを伝授します。

学外から読めるものは大きくわけて2つ

千葉大生が学外から読めるものには大きくわけて以下の2種類があります。

ログインしなくても読めるもの

ログインしなくても読めるもののことを、オープンアクセスと呼びます。

これは千葉大生でなくとも誰でも無料(=Free)で読めるものです。

オープンアクセスの論文は「Open Acess」「OA」「OA論文」などのキーワードや鍵のあいたアイコンがついていることが多いです。

探した文献がオープンになっているかがわかるツールやWebサイトは、オープンアクセス論文の探し方のページで紹介しています。

ログインすると読めるもの

千葉大生であればいつでもどこでもログインすると読むことができるものです。

千葉大生がログインすると読めるものには、以下の2種類があります。

どちらか一方でのみログインできるものもあれば、両方でログインできるものもあります。

実際に読めるものを探してみよう

ここでは、少ない操作で論文が読めるMyLibraryを使用する手順を説明します。

MyLibraryにログインしているけれど見られない場合は、統合認証サービスにログインして学外から利用する手順をご確認ください。

1. まずはMyLibraryにログイン
2-1. 論文のタイトルから探す
2-2. 雑誌のタイトルから探す

オープンアクセス論文の探し方のページも合わせてご確認ください。

1. まずはMyLibraryにログイン

論文、雑誌のどちらのタイトルから探す場合も、まずはMyLibraryにログインして、使用する検索サイトにアクセスをします。

MyLibraryにログインします。

学生証番号 / 教職員番号 には学生証番号あるいは教職員番号を入力します。 パスワード は大学の無線LANや千葉大学Moodleにログインする時のパスワードと共通です。

「データベース等を学外から利用」を押します。

MyLibrary経由で学外から利用できるデータベース等の一覧が表示されます。

2-1. 論文のタイトルから探す

今回は、CiNii Researchという検索サイトを使ってみます。

MyLibraryにログインして表示された「MyLibrary経由で学外から利用できるデータベース一覧」から、CiNii Researchを選びます。「CiNii」で検索すると、簡単に見つけることができます。

CiNii Researchを見つけたら「利用する」をクリック

千葉大生が読めるかどうか楽にわかる方法

CiNii Researchにログインして検索していると、以下のような画面にたどりつくと思います。

この「@千葉大」アイコンをクリックすると千葉大生が読めるかどうか簡単にわかります。

クリックすると、以下のような画面になります。

チェックするポイントは以下の通りです

  1. 読みたいものの「日付」が「リソース」に書かれた期間に含まれていること
  2. 「リソース」に 「学外から利用可」 と書かれていること

チェックして見られる条件が整っていれば、「ジャーナルを見る」をクリックして論文を読むことができます。
このボタンは「フルテキストを読む」と書かれている場合もあります。

今回紹介したCiNii Researchはログインしなくても検索することができます。ですが、ログインして「@千葉大」アイコンをクリックしたほうが、より早く読みたいものを読むことができます。

2-2. 雑誌のタイトルから探す

電子ジャーナルAtoZを使用します。

MyLibraryにログインして表示された「MyLibrary経由で学外から利用できるデータベース等の一覧」から、電子ジャーナルAtoZ を選びます。
「AtoZ」で検索すると、簡単に見つけることができます。

読みたい雑誌を検索

検索ボックスに読みたい雑誌のタイトルを入力して検索します。

学外から読めるか確認する

検索結果画面で、「Free」または「学外から利用可」と表示されるものは、学外から読むことができます。
「ScienceDirect Journals」をクリックして雑誌のページにアクセスし、論文を読みます。

この手順で論文が読めない場合は、統合認証サービスのみで学外から利用できるリソースかもしれません。

「詳細」をクリックして、「統合認証サービス」の対応データベース一覧から該当するリソースの情報を確認してください。

統合認証サービスにログインして学外からアクセスする

実際に論文を手に入れるためには、統合認証サービスでのログインが必要になる場合もあります。

MyLibaryでログインして検索しているけれど、読めるはずの論文が表示できない場合には、統合認証でログインして学外からアクセスできるデータベース一覧で利用したいリソース名の欄をご確認ください。

このように「学外から」の欄に統合認証だけが書かれている場合は、統合認証サービスでのログインが必要です。

統合認証サービスの場合は、その操作方法や手順は、それぞれのリソースによってかなり異なるため「リソースごとの操作方法と手順」を確認する必要があります。

インフォメーションシートのページから、「リソースごとの操作方法と手順」の説明書(PDFファイル)をダウンロードできます。上記の画像で「統合認証」の文字をクリックしても同じページが開きます。

今回の例では、まず、

  1. このページから「Cambridge Core編(電子ジャーナル、電子ブック)」を探してクリックすると、
  2. その手順が確認できるファイルが開きます。

あとは、上記画像の「利用する」というリンクをクリックして、そのファイルに書かれた手順に沿って操作すれば、論文を読むことができます。

統合認証サービスのログイン画面で入力する 利用者番号 / Account ID と パスワード / Password は、大学の無線LANや千葉大学Moodleにログインするときのパスワードと共通です。

このページのタグ

トップ