Symposium / Seminar / Openlecture
シンポジウム / セミナー/公開講座
【ALPSプログラム シンポジウム】
開催日時・場所
- 2020年10月28日(水)15:00-17:15
- Zoomによるウェビナー形式での開催
講師
- 田中 岳 氏(東京工業大学教育革新センター副センター長・教授)
- 高石 恭子 氏(甲南大学教授、日本学生相談学会理事長)
概要
新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、大学における授業の実施方法や学生の生活様式は瞬く間に変化しました。遠隔授業を実施している大学の割合が約9割に達する(2020年5月時点)とともに、多くの大学ではキャンパスへの入構制限を実施しました。これらの措置によって、学生が所属大学のキャンパスに足を踏み入れることなく学生生活を過ごすという、学生のキャンパスライフの在り方に大きな変化がもたらされました。
今年度後期からは、ほぼ全ての大学で対面授業が実施されることにより、新入生は所属大学のキャンパスにて学生生活を送ることになります。また、対面授業を実施する大学の8割が対面授業と遠隔授業を併用する予定(2020年9月時点)であり、多くの新入生は二つの形態による授業を受けることになります。このような授業の実施方法や学生の生活様式が変化する中で、新入生が大学での学習やキャンパスライフに適応するために、大学にはいかなる支援が求められているのでしょうか。
本シンポジウムでは、東京工業大学教育革新センター副センター長・教授の田中岳先生にご登壇いただき、新型コロナ禍の下での大学教育の実際や初年次教育の観点から見た課題についてご講演いただきます。また、甲南大学教授であり、日本学生相談学会理事長をお務めになられている高石恭子先生には、新型コロナ禍における学生相談、新入生が抱える課題についてご講演いただきます。二人の専門家による講演を基にして、新型コロナ禍の下での教育・学修支援の在り方について、新入生への支援という観点から、参加者の皆様の意見も伺いながら、ディスカッションしていきます。
残念ながらご来場いただけなかった皆様にも、当日の模様を動画配信によりご覧頂くことができます。ぜひご視聴ください(ご利用のブラウザによっては、プラグインのダウンロードが必要です)。
当日配布資料
新型コロナ禍における学生相談/高石 恭子氏(甲南大学教授、日本学生相談学会理事長)
COVID-19であらわになった日本の大学教育/田中 岳氏(東京工業大学教育革新センター副センター長・教授)
シンポジウム動画