• アカデミック・リンクとは?

アカデミック・リンクとは?

アカデミック・リンクは、千葉大学において「生涯学び続ける基礎的な能力」「知識活用能力」を持つ『考える学生』を育成するために、附属図書館、総合メディア基盤センター(現・統合情報センター)、普遍教育センター(現・全学教育センター)が協力して2011年4月に立ち上げた、教育・学習のための新しいコンセプトです。これは、平成20年12月の中教審答申「学士課程教育の構築に向けて」において提示された、知識基盤社会、学習社会における市民の育成、高等教育のグローバル化の中での質の維持・向上、職業人としての基礎能力、創造的人材の育成といった、大学に向けられた社会的要請に対する大学からの一つの回答でもあります。

なお、千葉大学の新しい試みである「アカデミック・リンク」がどういうものか、そのコンセプトについて竹内比呂也アカデミック・リンク・センター長がご紹介するコンセプトビデオとコンセプトブックを公開しています。

コンセプトビデオ

コンセプトブック

「アカデミック・リンクに至る道」「建物に見るアカデミック・リンクの考え方」など、7項目にわたってアカデミック・リンクのコンセプトについてお伝えします。

アカデミック・リンクは、「『学習とコンテンツの近接』による能動的学習」を実現することによって、上記の目標を達成しようとしています。これは、学生の皆さんが、単に講義にでて、教師の話をただ言われるままに理解するのではなく、自らが問題意識を持って、自発的に学ぶことができるように、学習環境とコンテンツ提供環境を一つにしようという試みです。そのためにアカデミック・リンクでは以下の3つの機能を備えます。

アクティブ・ラーニング・スペース

学生の皆さんが、さまざまな資料、コンテンツ、情報通信技術、あるいは学習を支援する人々(教員、図書館員、学生)を最大限活用しながら、グループや個人で学習を行うのにふさわしい場、自らの学習の成果を公表する場を提供します。

コンテンツ・ラボ

授業の事前事後学習やさらにその主題について掘り下げて学習するために有益な図書類やWEBサイトを案内する『授業資料ナビゲータ』を強化するとともに、『授業資料ナビゲータ』で提供される資料や授業で使う教材の電子化、授業そのものの録画などを行い、これらの学習に資するコンテンツを、ラーニング・マネージメント・システムを介して円滑に提供します。

ティーチング・ハブ

ラーニング・マネージメント・システムの運用を支援するとともに、教材の電子化や情報通信技術の教育への応用等のためのファカルティ・ディベロップメント(FD)、アクティブ・ラーニング・スペースで活動するスチューデント・アシスタント(SA)の育成を行います。


千葉大学アカデミック・リンク・センターでは、7つのプロジェクトの推進を通じてアクティブ・ラーニング・スペース、コンテンツ・ラボ、ティーチング・ハブの3つの機能を実現し、もってアカデミック・リンクの目的を達成しようとしています。

プロジェクトの概要

「レガシーコンテンツ再生」プロジェクト(Legacy Revitalized Project)

すでに刊行されているパッケージ型メディア(図書、ビデオなど)の電子的再生と学習における利活用のための提供環境を整備します。

「デジタルコースパック」プロジェクト(Digitally Packaged Course Project)

自作教材、著作物の一部など、これまで教室での配布にとどまっていた授業資料の電子的パッケージ化を実現し、提供環境を整備します。

「オンラインクラスルーム」プロジェクト(Online Classroom Project)

授業の動画配信を中心とするe‐learning環境を整備し、実施します。

「情報利用行動定点観測」プロジェクト (Student Behavior Observatory)

学生の学習行動と学習成果の関連を、情報利用行動と学習/生活空間の利用状況から継続的、横断的に検証します(調査の実施、分析)。

「参加する学習」プロジェクト(Social Learning Project)

アクティブ・ラーニング・スペースでのコンテンツを利用した「学生による学生のための学習相談」を実現し、そのためのアカデミック・リンクによる体系的SA研修を構築します。

「教育力」・「学習力」向上プロジェクト(Faculty, Staff&Student Development Project)

学生、教職員によるアカデミック・リンク機能についての理解と活用を促し、学習、教育にかかるスキルの向上を実現します(セミナー、シンポジウム、FDの実施)。

「新しい図書館員」プロジェクト(“Librarians connected to Learning” Project)

学習に関与する新しい図書館員概念を確立するとともに、彼らを中心に、教員(「オフィスアワー@アカデミック・リンク」)、学生(「参加する学生」)との協働を基礎とする個別的学習支援モデルを構築し、実施、評価します。


センター名称 千葉大学 アカデミック・リンク・センター
センター長 竹内 比呂也
副センター長 白川 優治
山中 弘美
設立 2011年4月1日
所在地 千葉市稲毛区弥生町1-33
連絡先 alc-info☆chiba-u.jp(☆は半角の@にしてください)
所属教員 竹内 比呂也 教授
白川 優治 准教授(兼務教員/国際教養学部)
前田 早苗 教授(兼務教員/国際教養学部)
山田 賢 教授(兼務教員/文学部)
横田 明美 准教授(兼務教員/法政経学部)
神野 真吾 准教授(兼務教員/教育学部)
石井 正人 教授(兼務教員/人文社会科学研究科)
檜垣 泰彦 准教授(兼務教員/工学研究科)
木下 勇 教授(兼務教員/園芸学研究科)
山本 和貫 准教授(兼務教員/融合科学研究科)
伊藤 彰一 講師(兼務教員/医学研究院)
川本 一彦 准教授(兼務教員/統合情報センター)
姉川 雄大 特任助教
池田 光雪 特任助教
小野 永貴 特任助教
藤本 茂雄 特任助教
御手洗 明佳 特任助教