授業資料ナビゲータ(PathFinder) |
教養展開科目:キャリアを育てる |
2023年度 授業コード:G15K001001 |
博物館概論
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集中 鈴木 一彦先生 |
キーワード: 学芸員 キュレーター 資格 博物館 植物園 動物園 水族館 美術館 ミュージアム 教育 社会 生涯学習 資料 保存 アーカイブ 文化 科学 医学 薬学 歴史 西洋 ギリシャ ヨーロッパ
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←実際に利用した資料にはチェックをしましょう。
★のついている図書は、授業開始から1年間は本館N棟2階授業資料ナビコーナーに配架します。
Web 授業のテーマに関連したデータベースやサイトです。
- インターネットミュージアム 【https://www.museum.or.jp/】
- 文化庁 「博物館の振興」 【https://www.bunka.go.jp/seisaku/bijutsukan_hakubutsukan/shinko/】
- 公益財団法人 日本博物館協会 【https://www.j-muse.or.jp/index.php】
- ICOM日本委員会 【https://icomjapan.org/】
■ 学芸員入門 ――これから学芸員資格を取る上で勧める本
- 学芸員になるには / 横山佐紀著 ぺりかん社 2019 なるにはBooks:110
- → なるにはBooks『学芸員になるには』の最新版。やや美術分野の話題が多いが、学芸員の仕事を多方面から紹介するほか、「生活と収入」「適性と心構え」「博物館実習」「就職の実際」など実用的な最新情報を掲載しており、ぜひ一読したい本。
- ★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 069.3/GAK】
- 美術館・博物館で働く人たち / 鈴木一彦著 ぺりかん社 2011 しごと場見学! : しごとの現場としくみがわかる!
- → 科学、歴史、美術3分野の博物館の仕事をイラストを交えて解説。現場の学芸員やエデュケーター、展示デザイナーなど13人へのインタビューを掲載しているので、一般にあまり知られていない、博物館に関係するさまざまな職種や仕事内容が分かる。博物館の仕事について知るために最初に手にしたい本。
- ★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 069.3/BIJ】
- 動物園・水族館で働く人たち / 高岡昌江著 ぺりかん社 2013 しごと場見学! : しごとの現場としくみがわかる!
- → 飼育係や獣医師、トレーナーなど14人へのインタビューのほか、「イベントをイラストで見てみよう」というページがあり、来場者に楽しんでもらうためのさまざまな仕事がひと目で分かる。動物園・水族館に憧れる人はぜひ手にしたい本。
- ★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 480.76/DOU】
■ 授業の参考書 ――博物館概論のテキストとして書かれた本
- 博物館概論 / 大堀哲編 学文社 2005
- → 博物館の組織や財政、収集・保存・研究、教育・コミュニケーション、まちづくりなど、現代の博物館の事情を幅広く解説している。ミュージアム・マネジメントなどの新しい観点から今後の博物館を前向きに捉えているので、参考書としてぜひ参照してもらいたい。
- ★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 069/HAK】
- 博物館の理念と運営 : 利用者主体の博物館学 / 布谷知夫著 雄山閣 2005
- → 著者は滋賀県立琵琶湖博物館の設立に参加し、現在全日本博物館学会の会長を務める。欧米とともに日本の近現代の博物館の歴史と時代背景を丁寧にひもときつつ、今後必要となる利用者主体の博物館運営の考え方とその実践を論じている。
- ★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 069/HAK】
■ 人とモノの関係
- モノの意味 : 大切な物の心理学 / ミハイ・チクセントミハイ, ユージン・ロックバーグ=ハルトン著 ; 市川孝一, 川浦康至訳 誠信書房 2009
- → 人間と周囲のモノがどのように関係しているかを考察した本で、物がその人のアイデンティティや理想と結びつき、その人の将来形成にも関わることを示している。文明におけるモノの力を論じており、モノを扱う博物館の意味を考える上で知っておきたい本。
- ★【本館K棟3階A 361.4/MON】
■ 博物館の歴史
- 博物館の歴史 = The history of museum / 高橋雄造著 法政大学出版局 2008
- → 世界における博物館学の研究成果をふまえ、科学・産業分野も含め、広い視野から博物館の歴史全体を捉えている。博物館の歴史についてはなかなかまとまった資料が少ないので、本書は貴重。
- ★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 069.02/HAK】
- 日本博物館成立史 : 博覧会から博物館へ / 椎名仙卓著 雄山閣 2005
- → 博覧会と博物館の接点を分析しながら、日本における博物館成立事情を解説する。博物館変遷図、博物館史略年表が付いている。西洋と異なる文化の伝統の中で、西洋の博物館を受け入れていく独特の歴史の理解に役立つ。
- ★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 069.021/HIH】
- 博物館の誕生 : 町田久成と東京帝室博物館 / 関秀夫著 岩波書店 2005 岩波新書:新赤版 953
- → 日本最初の近代総合博物館である上野の東京国立博物館を中心に、明治の日本の博物館成立事情を描き出す。博物館建設に尽力した町田久成の生涯と重ね合わせ、物語風に書かれているので読みやすい。
- ★【本館N棟2階ブックツリー岩波新書 080/953】
- 京の学塾 (まなびや) 山本読書室の世界 / 松田清著 京都新聞出版センター 2019
- ★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 499.9/KYO】
- ミュージアムの教科書 : 深化する博物館と美術館 / 暮沢剛巳著 青弓社 2022
- → 博物館(とくに美術館)の歴史をたどる内容で、主に近現代に多くのページを割いている。万博、デザインミュージアム、民藝館、セゾン美術館・森美術館、ルーブルとポンピドゥーの海外展開、アイヌ民族博物館などを取り上げる。現代における世界の美術館の動向を知るために適した本。
- 【電子書籍あり】
■ 博物学について
- 文明のなかの博物学 : 西欧と日本 / 西村三郎著 紀伊國屋書店 1999
- → 博物学が人間の精神活動の基本的な一分野であると捉える。古代から近代に至るまでの西欧と日本の博物学の歴史を比較し、文明論的に考察する。博物学の現代社会における役割にも言及していて、これからの博物館のあり方を考える上でも重要な本。
- ★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 460.2/BUN】【電子書籍あり】
- ニュー・アトランティス / ベーコン著 ; 川西進訳 岩波書店 2003 岩波文庫:青617-4, 33-617-4
- → 架空の孤島「ベンサレムの国」を通じて理想社会を描く。そこで国の福祉に重要な役割を果たす「サロモンの家」と呼ばれる自然科学の実験・応用施設は、近代博物館の発想にもつながる。近代博物館が、どのような理想に支えられて発展してきたかを知ることができる。
- ★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 133.2/NYU】
- エデンの園 : 楽園の再現と植物園 / J.プレスト著 ; 加藤暁子訳 八坂書房 1999
- → 近代初期のヨーロッパの植物園は、失われた「エデンの園」を地上に再現したいという情熱によるものであったことを、キリスト教・文学・美術史・植物学など多方面から論じる。
- ★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 629.23/EDE】
■ 博物館の役割
- 博物館と観光 : 社会資源としての博物館論 / 青木豊 [ほか] 編著 雄山閣 2018
- → 近年の博物館は観光行政と密接なものとして位置づけられている。博物館による地域振興や国の文化行政、国内外の観光と博物館の現状など、多数の執筆者がそれぞれの専門的観点から論じており、同テーマにおける網羅的な資料となっている。
- 【本館L棟2階A 069/HAK】
- ユネスコと博物館 / 栗原祐司 [ほか] 著 雄山閣 2019
- → 2019年9月に開催されたICOM(国際博物館会議)京都大会を機に出版された本。ユネスコが博物館をどのように捉え、どういう勧告を行ってきたかが理解できる。日本の博物館もこれらの勧告を重視して運営されているため、経緯をぜひ知っておきたい。
- ★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 069/YUN】
授業資料ナビゲータ(PathFinder)入口 (https://alc.chiba-u.jp/entry/pf_class.html)
作成:千葉大学附属図書館
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