• アカデミック・リンク・セミナー

アカデミック・リンク・セミナー

キャリア支援から見る今後の教育・学修支援 ポスター(pdfで開きます)

開催日時・場所

  • 2020年12月12日(土) 13:00~15:00
  • Zoomによるウェビナーで開催

講師

  • 西條 秀俊 先生(新潟大学教育・学生支援機構教育プログラム支援センター副センター長(1級キャリアコンサルティング技能士))

概要

 2020年度第3回アカデミック・リンク/ALPSセミナーは、「キャリア支援から見る今後の教育・学修支援」という題目で、新潟大学の西條秀俊先生を講師として開催いたしました。

 今回のセミナーでは、はじめに、キャリア支援・キャリア教育の背景が説明され、就職はあくまでキャリア教育の一通過点でしかないこと、自分らしい、充実し納得した人生を送るために、自ら主体的に学び考え、行動できる力を育成することがキャリア教育のポイントであると示されました。続いて、キャリア教育の基本となる、具体的な手法や理論が説明され、あわせて、キャリア・ガイダンスの実際や、その過程におけるキャリアコンサルティングについても解説されました。

 新潟大学における実践事例としては、キャリア意識形成支援のための「CANシリーズ」が挙げられ、社会人基礎力を診断する「CANチェック」やOB・OGに働き方や企業のことを質問できる「CANシステム」といったツールを展開していることが説明されました。また、授業として、企業人と学生のハイブリッドによる人材育成プログラムを組み込み、若手社員と学生のチームによるグループワークをおこなうことで、学生が社会人の多様な考え方を理解し、社会とのかかわり方を明確にすることを目指していることが紹介されました。また、大学生の今の自分を理解し、大学生活の意義を明確にするために、「ジョブ・カード」を活用して授業をおこなっていることも紹介されました。

 まとめとして、コロナ禍における一つの大きな変化は、オンラインでのコミュニケーションがベースとなったことですが、カウンセリングにおいては細やかな感情共有が困難である一方、例えば就職活動における説明会や面接のオンライン化は、労力、費用、時間の負担が軽減され、その分本質的な部分に力をさけるというポジティブな面もあると説明されました。今後のキャリア支援は、これまでの経験則だけでは通用しないこと、未来志向での取り組みが必要であることが強調され、セミナーは締めくくられました。

アンケート結果