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授業資料ナビゲータ(PathFinder) 文学部
平成31年度(2019) 授業コード:L11A30201
文化人類学研究法b
水2 鈴木伸枝先生

キーワード: 文化人類学 理論 認識論 方法論

  ←実際に利用した資料にはチェックをしましょう。
★のついている図書は、授業開始から1年間は本館N棟2階授業資料ナビコーナーに配架します。
図書  本には、テーマに関する内容がまとめられています。授業のテーマをつかむにはまずはここから始めましょう。

「他者」の起源 : ノーベル賞作家のハーバード連続講演録 / トニ・モリスン著 ; 荒このみ訳 集英社 2019 集英社新書:0985B
→ 社会の分断やヘイト運動が世界中で大きな問題となっている。なぜ、人の心は「よそ者」を作り出し、排除や差別をしてしまうのだろうか?本書は、アフリカ系アメリカ人初のノーベル文学賞作家トニ・モリスンが、そんな「他者化」のからくりについて考察した画期的論考。過去の白人作家たちが作品に隠蔽した人種差別を暴き、その欺瞞を鋭く突きながら、一方で自著の解説と作品の仕掛けも大胆に明かしていく
【本館L棟1階小型 316.8/TAS】
文化がヒトを進化させた : 人類の繁栄と「文化-遺伝子革命」 / ジョセフ・ヘンリック著 ; 今西康子訳 白揚社 2019
→ 文化が人間を進化させ、そうして進化した人が文化を高度化し、高度な文化がさらに人を進化させる――「初めに文化ありき」とする斬新な視点から、人類進化・人類史の長年の謎につぎつぎと答えを出していく本書は、『サピエンス全史』『銃、病原菌、鉄』の読者にオススメの人類本。
【本館L棟3階A 469.4/BUN】
「宿命」を生きる若者たち : 格差と幸福をつなぐもの / 土井隆義著 岩波書店 2019 岩波ブックレット:No. 1001
→ 近年、若者たちを取り巻く社会環境は悪化している。社会的格差の拡大とともに貧困も深刻化し、それらに起因するいじめや児童虐待も目立つようになっている。ところがその一方で、各種の意識調査によると若年層における幸福感や生活満足度は、逆に高まっている。この相反現象の秘密とはいったい何か?「宿命」をキーワードに、高齢層など他世代との比較、また時代による社会構造や意識の変化もふまえて解き明かす
【本館K棟3階A 304/I95】
交雑する人類 : 古代DNAが解き明かす新サピエンス史 / デイヴィッド・ライク著 ; 日向やよい訳 NHK出版 2018
→ 世界におけるヒト古代DNAの半数以上を解析・発表してきたパイオニアが、初めて最新の成果をダイナミックに提示し、“新サピエンス史" の幕開けを告げる記念碑的名著
【本館L棟3階A 469.2/KOU】


授業資料ナビゲータ(PathFinder)入口 (http://alc.chiba-u.jp/pathfinder/)
作成:千葉大学附属図書館