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授業資料ナビゲータ(PathFinder) 文化コア
平成31年度(2019) 授業コード:G15C01201
ジェンダーを考えるC
火5 鈴木伸枝先生

キーワード: ジェンダー 男性性 セクシュアリティ 社会化 表象 労働 ワーク・ライフ・バランス 教育 家族 戦争 暴力 階層

  ←実際に利用した資料にはチェックをしましょう。
★のついている図書は、授業開始から1年間は本館N棟2階授業資料ナビコーナーに配架します。
図書  本には、テーマに関する内容がまとめられています。授業のテーマをつかむにはまずはここから始めましょう。

特集「男性学」の現在 : 「男」というジェンダーのゆくえ 青土社 2019 現代思想:第47巻第2号
→ ジェンダー(男性性)研究者たちによる男性性考の最前線
【本館K棟3階A 367.5/DAN】
ジェンダーと権力 : セクシュアリティの社会学 / ロバート・W. コンネル著 ; 森重雄 [ほか] 訳 三交社 1993
【本館K棟3階A 367.2/JEN】
総特集ジュディス・バトラー : 『ジェンダー・トラブル』から『アセンブリ』へ 青土社 2019 「現代思想」臨時増刊:第47巻第3号
→ 希代の哲学者によるジェンダー研究の新たな地平
【本館K棟3階A 367.1/JUD】
ハマータウンの野郎ども : 学校への反抗・労働への順応 / ポール・ウィリス著 ; 熊沢誠, 山田潤訳 筑摩書房 1985
【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 367.6/HAM】
男性の「生き方」再考 : メンズリブからの提唱 / 中村彰著 世界思想社 2005
→ 実践的メンズリブ立場から書いた男性性の再考。
【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 367.5/DAN】
男らしさの社会学 : 揺らぐ男のライフコース / 多賀太著 世界思想社 2006 Sekaishiso seminar
→ 男性ジェンダー社会学者からみた男性性論。
【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 367.5/OTO】
DV加害男性への心理臨床の試み : 脱暴力プログラムの新展開 / 草柳和之著 新水社 2004
→ DVは単に男が女・子供に暴力をふるうだけではない。暴力をふるう構造を考え、脱暴力へつなぐ試みの書。
【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 367.1/DVK】
仕事のくだらなさとの戦い / 佐藤和夫著 大月書店 2005 Somo-somo sosyo
→ 現代の働き方が「くだらなく」なるのはなぜかという問いを、人を生き生きとさせる生き方との関係で探る著作。
【本館K棟3階A 366/SHI】
「稼得とケアの調和モデル」とは何か : 「男性稼ぎ主モデル」の克服 / 田中弘美著 ミネルヴァ書房 2017 Minerva人文・社会科学叢書:221
→ 「男性稼ぎ主モデル」は昭和のモデル。日本社会全体をアップデートするには何が求められているのか
【本館K棟3階A 367.1/KAT】
結婚と家族のこれから : 共働き社会の限界 / 筒井淳也著 光文社 2016 光文社新書:824
→ 少子高齢化、結婚、出産の減少などは男性原理で作られた制度が生み出した社会現象。共働きがディフォルト化に向かう現在親密な関係性はどのようになるのか。
【本館L棟1階小型 367.3/KEK】
イクメンじゃない「父親の子育て」 : 現代日本における父親の男らしさと〈ケアとしての子育て〉 / 巽真理子著 晃洋書房 2018
→ 男性と子育て
【本館K棟3階A 367.3/IKU】
非モテの品格 : 男にとって「弱さ」とは何か / 杉田俊介著 集英社 2016 集英社新書:0855B
→ 男性間の格差と生き方
【本館L棟1階小型 367.5/HIM】
暴力とジェンダー : 連続講義 / 林博史, 中村桃子, 細谷実編著 白澤社 
→ 無差別殺傷事件・CM・ポルノ・人身売買・言葉・軍隊などの観点から暴力とジェンダーも深い関わりを分析する。
【本館K棟3階A 367.1/BOU】
ブラックボックス / 伊藤詩織著 文藝春秋 2017
→ 真実は、ここにある。 なぜ、司法はこれを裁けないのか? レイプ被害を受けたジャーナリストが世に問う、 法と捜査、社会の現状。 尊敬していた人物からの、思いもよらない行為。 しかし、その事実を証明するにはーー密室、社会の受け入れ態勢、差し止められた逮捕状。 あらゆるところに〝ブラックボックス〟があった。 司法がこれを裁けないなら、何かを変えなければならない。 レイプ被害にあったジャーナリストが、自ら被害者を取り巻く現状に迫る、圧倒的ノンフィクション
【本館L棟4階A 916/ITO】
女性活躍の推進 : 資生堂が実践するダイバーシティ経営と働き方改革 / 山極清子著 経団連出版 2016
→ ダイバーシティ実践:資生堂の事例
【本館K棟3階A 336.4/JOS】
産後ケアを日本の文化に : 第1回日本産前産後ケア・子育て支援学会の記録 : 産前産後ケア事業の展開をめざして / 林謙治, 松峯寿美監修 ロギカ書房 2018
→ 産婦がケアを受けられる文化とは、(時限・障害)身体的弱者へのケアをパートナーをはじめとする社会(制度)が担う文化を創造すること
【本館L棟3階A 498.7/SAN】
買春する帝国 : 日本軍「慰安婦」問題の基底 / 吉見義明著 岩波書店 2019 シリーズ日本の中の世界史
→ 性買売に関する世界的傾向がどのように受け止められて日本独自のシステム・構造がつくり出されていったのか―明治政府が違法としたはずの人身取引(人身売買)によって支えられていた近代日本の公娼制が、帝国の形成、拡大とともに変容し、最終的に日本軍「慰安婦」制度を生み出すに至るまでの歴史をたどる
【本館K棟3階A 210.6/KAI】
娼婦たちから見た戦場 : イラク、ネパール、タイ、中国、韓国 / 八木澤高明著 KADOKAWA 2016
→ 性を売って生きるという「戦場」についてのインタビュー集
【本館K棟3階A 368.4/SHO】
娼婦たちから見た日本 : 黄金町、渡鹿野島、沖縄、秋葉原、タイ、チリ / 八木澤高明 [著] KADOKAWA 2016 角川文庫:19753, [や62-1]
→ 日本には性の巨大産業が存在し、多くの国内外の女性(男性、子ども)がいる。性産業で働くとはどのようなことか。
【本館L棟1階小型 368.4/SHO】
売る身体/買う身体 セックスワーク論の射程 / 田崎英明 青弓社 2015
→ 性の売買と権力考
【発注中】
性風俗世界を生きる「おんなのこ」のエスノグラフィ : SM・関係性・「自己」がつむぐもの / 熊田陽子著 明石書店 2017
→ 性産業で働く若年女性考
【本館L棟3階A 673.94/SEI】
イラクの女性たち : 平和構築におけるジェンダー / 円城由美子著 晃洋書房 2019
→ 多くの戦争を経験したイラクで女性として生きること、平和を築くとはどのようなことか。
【本館K棟3階A 367.2273/IRA】
タブー : パキスタンの買春街で生きる女性たち / フォージア・サイード著 ; 小野道子, 小出拓己, 小林花訳 コモンズ 2010
→ イスラームの家父長制において、男性は女性を守り、娘を文化社会がのぞく女性に育てる義務を負う。そうした保護制度に守られなくなった女性たちはどのように生きているのか。
【本館K棟3階A 368.4/TAB】
ムスリム女性に救援は必要か / ライラ・アブー=ルゴド著 ; 鳥山純子, 嶺崎寛子訳 書肆心水 2018
→ 著名な「ネイティブ」人類学者によるイスラム女性表象に対する批判的考察
【本館K棟3階A 367.227/MUS】
宗教と経済発展の相克 : イスラーム農村における女性の活躍 / 高木茂著 農林統計出版 2016
→ ムスリム女性は抑圧されているというステレオタイプを攪乱する一冊。
【本館L棟3階A 611.92/SHU】
ふたりぱぱ : ゲイカップル、代理母出産(サロガシー)の旅に出る / みっつん著 現代書館 2019
→ 本書はゲイカップルがなぜ、どのように代理母出産を選んだか、代理母に対してどんな思いを抱いているのかを知ってもらい、ゲイカップルが子どもを持つ権利向上の議論を示す
【本館K棟3階A 367.97/FUT】
ふたりのママから、きみたちへ / 東小雪, 増原裕子著 イースト・プレス 2013 よりみちパン!セ:P061
→ TDR(東京ディズニーリゾート)史上初の同性結婚式を経たふたりが、子どもを迎える準備をはじめた…。新しい時代の“家族のかたち”を模索する、静かな問題作
【本館K棟3階A 367.97/FUT】


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作成:千葉大学附属図書館