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授業資料ナビゲータ(PathFinder) 国際教養学部
平成30年度(2018) 授業コード:Z11100101_2
国際教養学入門2/2
水2 小澤 弘明先生・他先生

キーワード: 移民 資源・エネルギー 環境 科学技術競争 日本人論 グローバリゼーション 多様性 プレゼンテーション

  ←実際に利用した資料にはチェックをしましょう。
★のついている図書は、授業開始から1年間は本館N棟2階授業資料ナビコーナ ーに配架します。
図書  本には、テーマに関する内容がまとめられています。授業のテーマをつかむにはまずはここから始めましょう。

人間の安全保障 / アマルティア・セン著 ; 東郷えりか訳 集英社 2006 集英社新書:0328A
→ 紛争やテロ、災害、環境破壊、人権侵害や貧困等、「国家安全保障」という考え方では対応困難な地球規模の課題に対し、「人間の安全保障」という視点から課題を捉え、人間の尊厳を守る世界の在り方を論じた書。
★【本館L棟1階小型 本館L棟1階小型】
平和構築入門 : その思想と方法を問いなおす / 篠田英朗著 筑摩書房 2013 ちくま新書:1033
→ なぜ国際社会が平和構築に取り組む必要があるのかについて、国家建設、武力介入、犯罪処罰、開発援助、人命救助(人道援助)という面から批判的に検討する。
★【本館N棟2階ブックツリーちくま新書 080/1033】
ことばと国家 / 田中克彦著 岩波書店 1981 岩波新書:黄-175
→ 母語は個人のものでありながら、同時にその言語が置かれた社会状況に規定される。国家語の成立、および、それと表裏一体の関係にある「方言」(や「雑種言語」)の差別について論じている。
★【本館L棟1階小型801/KOT】
文系のための環境科学入門 / 藤倉良, 藤倉まなみ著 第4刷(補訂) 有斐閣 2014 有斐閣コンパクト
★【本館L棟3階 519/BUN】
新しい環境科学 : 環境問題の基礎知識をマスターする / 鈴木孝弘著 改訂2版 駿河台出版社 2014
★【本館L棟3階A 519/ATA】
環境の経済史 : 森林・市場・国家 / 斎藤修著 岩波書店 2014 岩波現代全書:033
★【本館L棟3階A 651.2/KAN】
日本の海洋資源 : なぜ、世界が目をつけるのか / 佐々木剛 [著] 祥伝社 2014 祥伝社新書:382
→ 世界第6位の海洋資源大国である日本が、世界的な食料危機や海洋汚染の問題にどう対応するか、また鉱物資源など新しいエネルギー源をどう活用してゆくかを提言する。
★【本館L棟1階小型 558.4/NIH】
ルポ資源大陸アフリカ : 暴力が結ぶ貧困と繁栄 / 白戸圭一著 朝日新聞出版 2012 朝日文庫
→ アフリカには石油やレアメタルなど豊富な資源が眠っているが、それを利用して経済成長をしてゆく過程でさまざまな問題に直面していることを、国別に説明する。
★【本館L棟1階小型 302.4/RUP】
ウォーター・ビジネス : 世界の水資源・水道民営化・水処理技術・ボトルウォーターをめぐる壮絶なる戦い / モード・バーロウ著 ; 佐久間智子訳 作品社 2008
→ 環境汚染や異常気象によって、水不足が国際的な問題となっている。それに対するグローバル企業の関与を取り上げ、国際政治の問題として解決する方法を探る。
★【本館L棟3階A 517/WOT】
外国人労働者受け入れを問う / 宮島喬, 鈴木江理子著 岩波書店 2014 岩波ブックレット:No. 916
→ 日本の外国人労働者受け入れは、表玄関(フロント・ドア)からの正式な受け入れではなく、脇のくぐり戸(サイド・ドア)からの特例的な受け入れの積み重ねである。こうした構造が生む問題点を、近年の動向に絞って紹介する入門書。
★【本館K棟3階 080/1033】
日本のモスク : 滞日ムスリムの社会的活動 / 店田廣文著 山川出版社 2015 イスラームを知る:14
→ 日本国内に住むムスリム(イスラーム教徒)の日常生活やモスクを中心とする宗教活動、受入れ側である日本社会が抱える課題などについて紹介する。
★【本館L棟2階 本館L棟1階小型】
千葉の内なる国際化 : 地域と教育の現場から / 石戸光著 ; 千葉大学房総研究会編 千葉日報社 2009 千葉学ブックレット : 県土と県民の豊かな未来に向けて:千葉の政治経済 ; 1
→ 他の都道府県に比べて多文化共生施策の立ち遅れた千葉県であっても、地域や教育現場をつぶさに観察すれば「内なる国際化」の芽が見つかる。そうした事例を紹介した入門書。
★【本館L棟2階A 081.2/CHI】
難民からまなぶ世界と日本 / 山村淳平著 解放出版社 2015
→ 内科医である著者が、診療や支援活動を通して日本社会に滞在する難民とよばれる人々と出会い支援のあり方について考えるなかで、日本と世界との関係や国際社会の権力構造、排除の論理等について分析し、考察した書。
★【本館K棟3階 369.38/NAN】
「文化」を捉え直す : カルチュラル・セキュリティの発想 / 渡辺靖著 岩波書店 2015 岩波新書:新赤版 1573
→ 文化を、狭い意味で捉えるのではなく、グローバリゼーションの時代における個々の文化のあり方や、国家の政策と文化の関係を考察する。
★【本館N棟2階ブックツリー岩波文庫 080/1573】
日本人はなぜ無宗教なのか / 阿満利麿著 筑摩書房 1996 ちくま新書:085
→ 日本における「無宗教」は、「無神論」とは異なり、何らかの神仏を信じている状態を指す。「創唱宗教」(キリスト教や仏教のように特定の教祖によるもの)と「自然宗教」(特定の教祖によらず、先祖に受け継がれてきたもの)という区分を用いて、その仕組みを説明する。
★【本館L棟1階小型 162.1/NIH】
英語でよむ万葉集 / リービ英雄著 岩波書店 2004 岩波新書:新赤版 920
→ 日本独自の、しかも時間的に遠く離れた文化的遺産を、外国人の視点から他言語を通して現代に蘇らせることの意義を、具体的に示す。
★【本館N棟2階ブックツリー岩波文庫 911.12/EIG】
言語世界地図 / 町田健著 新潮社 2008 新潮新書:266
★【本館L棟1階小型 801.8/GEN】
国際共通語としての英語 / 鳥飼玖美子著 講談社 2011 講談社現代新書:2104
★【本館L棟1階小型 830/KOK】
異文化理解 / 青木保著 岩波書店 2001 岩波新書:新赤版 740
→ 「文化の違い」とは一体どういうことかを多くの具体例を紹介しつつ、考察した書。著者の実体験に基づく例が多く、とくにタイ文化を理解するために自ら僧侶になった体験談は非常に興味深い。
★【本館L棟1階小型 361.6/IBU】
タテ社会の人間関係 / 中根千枝著 講談社 1967 講談社現代新書:105
→ 社会人類学的立場から、日本の社会現象を材料として日本社会を分析し、他の社会との比較のなかでどのように位置づけられるかを考察した書。
★【本館L棟1階小型 361.4/TAT】
菊と刀 : 日本文化の型 / ルース・ベネディクト [著] ; 長谷川松治訳 講談社 2005 講談社学術文庫:[1708]
★【本館L棟1階小型 382.1/KIK】
「日本人論」再考 / 船曳建夫 [著] 講談社 2010 講談社学術文庫:[1990]
→ 本書は「日本人とは何か」の問いを扱ってきた「日本人論」と呼ばれる文献群を整理しつつ、「日本人論」がここまで歴史的_特に戦後_に流布した背景を分析し、「日本人論」が今後どのように変容していくかを議論したものである。
★【本館L棟1階小型 361.42/NIH】
日本人はなぜ存在するか / 與那覇潤著 集英社インターナショナル. - 東京 2013 知のトレッキング叢書
→ 「日本人」、「日本民族」、「日本史」という私たちが当然と思っている領域を、哲学、心理学、社会学、比較文学などの様々な学際的な領域から議論した良書。某大学の教養教育の講義がもとになっており「日本人論」をクリティカルに概説している。
★【本館K棟3階 361.42/NIH】
クール・ジャパン!? : 外国人が見たニッポン / 鴻上尚史著 講談社 2015 講談社現代新書:2309
→ NHKのBS放送『cool japan』の番組を担当した著者が、日本に滞在している外国人が日本の日常をクール!」か「クール?」で議論した内容をまとめたもの。学術書ではなく、「外国人」vs.「日本人(は必ず画一的な見方をする)」という構図のもとに、日本の日常がどのように異なって見えうるか紹介している。
★【本館L棟1階小型 162.1/NIH】
「日本的なもの」とは何か : ジャポニスムからクール・ジャパンへ / 柴崎信三著 筑摩書房 2015 筑摩選書:0118
→ 「日本的なもの」と日本と世界が捉えるものはどのような歴史的変容を経て、日本の表象として認知されるようになったのかを19世紀末の浮世絵から、昨今の建築、絵画、アニメーション、ファッションまで網羅して概説した本。
★【本館L棟3階A 361.5/NIH】
クールジャパンとは何か? / 太田伸之 [著] ディスカヴァー・トゥエンティワン 2014 ディスカヴァー携書:127
→ 「クールジャパン」を、官民ファンドから促進する立場から書かれた本。日本文化売り込みは過去になぜ失敗してきたのか、どのように、どの市場を通して海外に日本文化を売り込めるかについて著者の経験をもとに紹介されている。
★【本館L棟1階小型 601.1/KUR】
クール・ジャパンはなぜ嫌われるのか : 「熱狂」と「冷笑」を超えて / 三原龍太郎著 中央公論新社 2014 中公新書ラクレ:491
→ 官僚として政策の最前線に立ち、現在も研究を続ける著者が[文化][社会][歴史][政策][海外の実態]からクール・ジャパンの検証を試みた書
★【本館L棟1階小型 361.5/KUR】
文化の対話力 : ソフト・パワーとブランド・ナショナリズムを越えて / 岩渕功一著 日本経済新聞出版社 2007
→ グローバル化が「日本の文化」の変貌に与えた影響、とりわけ「日本的なるもの」がいかに再定義され、国益や国籍と結びついていくのかを批判的に検討し、文化の対話力を最大化する方策を模索する書。
★【本館K棟3階A 361.5/BUN】


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作成:千葉大学附属図書館