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授業資料ナビゲータ(PathFinder) 文学部人文学科(日本・ユーラシア文化コース)
平成28年度(2016) 授業コード:L16Z34201
日本文学基礎講読b
金3 大原祐治先生

キーワード: 日本近代文学 研究史 精読 文学理論

  ←実際に利用した資料にはチェックをしましょう。
★のついている図書は、授業期間中は本館N棟2階授業資料ナビコーナーにあります。
図書  本には、テーマに関する内容がまとめられています。授業のテーマをつかむにはまずはここから始めましょう。

批評理論入門 : 「フランケンシュタイン」解剖講義 / 廣野由美子著 中央公論新社 2005 中公新書:1790
→ 小説『フランケンシュタイン』を素材に、小説の技法を解説した上で、それを分析するための様々な理論的アプローチを提示する。
★【本館N棟2階ブックツリー中公新書 080/1790】
文学理論 / ジョナサン・カラー [著] ; 荒木映子, 富山太佳夫訳 ; 富山太佳夫解説 岩波書店 2003 1冊でわかる
→ 文学のみならず、映画・新聞・テレビ・広告など、あらゆるテクストを分析的に「読む」ためのアプローチを示す。
★【本館L棟4階A 901/BUN】
読者はどこにいるのか : 書物の中の私たち / 石原千秋著 河出書房新社 2009 河出ブックス:001
→ 「読者」をキイワードに、文学テクストを分析するためのアプローチを示す平易な入門書。
★【本館L棟4階A 904/DOK】
近代日本文学案内 / 十川信介著 岩波書店 2008 岩波文庫:別冊19, 35-002-2
→ 「故郷」、「他界と異界」、「交通」といったキイワードから近代文学作品を広く見渡す。
★【本館L棟1階小型 910.26/TOG】
作家/作者とは何か : テクスト・教室・サブカルチャー / 日本近代文学会関西支部編 和泉書院 2015
→ 作家/作者という存在のとらえ方について、国語教育の問題まで視野に入れた問題提起。
★【本館L棟4階A 904/SAK】
戦後批評のメタヒストリー : 近代を記憶する場 / 佐藤泉著 岩波書店 2005
→ 戦後の文学論争や文学史記述が国語教科書に反映される過程を分析する。
★【本館L棟4階A 910.26/SAT】
「国語教育」とテクスト論 / 鈴木泰恵 [ほか] 編 ひつじ書房 2009
→ 国語教育と文学研究の交錯する地点から、文学テクストの読み方を再考する。
★【本館K棟3階A 375.8/KOK】
文学理論 / 西田谷洋著 ひつじ書房 2014 学びのエクササイズ
→ 文学理論の諸相をわかりやすく解説した教科書。実践のための「タスク」付き。
★【本館L棟4階A 901/NIS】
感性の変革 / 亀井秀雄著 増補 ひつじ書房 2015 未発選書:第22巻
→ 言語表現としての小説のあり方を精緻に分析した名著の増補版。
★【本館L棟4階A 910.26/KAM】【電子書籍あり
構造としての語り 増補版 / 小森陽一 青弓社 2016
→ 夏目漱石ほかを対象に、近代文学の語りをめぐる諸問題を追究した名著の増補版。
【発注中】
都市空間のなかの文学 / 前田愛著 筑摩書房 1992 ちくま学芸文庫
→ 都市空間と文学テクストの関係を鮮やかに分析する名著。
★【本館L棟1階小型 910.26/MAE】
書物の近代 / 紅野謙介著 筑摩書房 1999 ちくま学芸文庫:[コ-13-1]
→ 書物の生産と流通という観点から近代文学の歴史を再考する。
★【本館L棟1階小型 910.26/KOU】
「私」をつくる : 近代小説の試み / 安藤宏著 岩波書店 2015 岩波新書:新赤版 1572
→ 近代小説における「私」の語られ方を通史的に追う。

★【本館N棟2階ブックツリー岩波新書 080/1572】
メディア・表象・イデオロギー : 明治三十年代の文化研究 / 小森陽一, 紅野謙介, 高橋修編 小沢書店 1997
→ 近代文学研究にカルチュラル・スタディーズの問題意識を接続する。
★【本館K棟3階A 210.6/ME14】
ディスクールの帝国 : 明治三〇年代の文化研究 / 金子明雄, 高橋修, 吉田司雄編 ; 金子明雄 [ほか] 著 新曜社 2000
→ 『メディア・表象・イデオロギー』の続編。明治30年代をめぐる文化研究。
★【本館K棟3階A 210.6/DIS】


授業資料ナビゲータ(PathFinder)入口 (http://alc.chiba-u.jp/pathfinder/)
作成:千葉大学附属図書館