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授業資料ナビゲータ(PathFinder) 教養展開科目(キャリア:博物館学)
平成28年度(2016) 授業コード:G15K00102
博物館概論
集中  鈴木 一彦先生

キーワード: 学芸員 資格 博物館 植物園 動物園 水族館 美術館 ミュージアム 教育 社会 生涯学習 資料 保存 アーカイブ 文化 歴史

  ←実際に利用した資料にはチェックをしましょう。
★のついている図書は、授業期間中は本館N棟2階授業資料ナビコーナーにあります。
Web  授業のテーマに関連したデータベースやサイトです。

インターネットミュージアム   【http://www.museum.or.jp/
文部科学省 博物館の振興   【http://www.mext.go.jp/a_menu/01_l/08052911/1312408.htm
財団法人 日本博物館協会   【http://www.j-muse.or.jp/index.php
ICOM日本委員会   【http://www.j-muse.or.jp/icom/ja/

図書  本には、テーマに関する内容がまとめられています。授業のテーマをつかむにはまずはここから始めましょう。



■ 学芸員入門  ――これから学芸員資格を取る上で勧める本

学芸員になるには / 深川雅文著 初版第3刷 ぺりかん社 2004 なるにはBooks:110
→ 学芸員の仕事の実際をはじめ、なり方、必要な資質や心がけについて基本を網羅している。人文系の博物館学芸員を想定しているが、各分野に共通する面も多いので、学芸員を目指す上ではまず一読しておきたい本。
★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 069.3/GAK】
美術館・博物館で働く人たち / 鈴木一彦著 ぺりかん社 2011 しごと場見学! : しごとの現場としくみがわかる!
→ 科学、歴史、美術3分野の博物館の仕事をイラストを交えて解説。現場の学芸員やエデュケーター、展示デザイナーなど13人へのインタビューを掲載しているので、一般にあまり知られていない、博物館に関係するさまざまな職種や仕事内容が分かる。博物館の仕事について知るために最初に手にしたい本。
★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 069.3/BIJ】
動物園・水族館で働く人たち / 高岡昌江著 ぺりかん社 2013 しごと場見学! : しごとの現場としくみがわかる!
→ 飼育係や獣医師、トレーナーなど14人へのインタビューのほか、「イベントをイラストで見てみよう」というページがあり、来場者に楽しんでもらうためのさまざまな仕事がひと目で分かる。動物園・水族館に憧れる人はぜひ手にしたい本。
★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 480.76/DOU】


■ 授業の参考書  ――博物館概論のテキストとして書かれた本

博物館概論 / 大堀哲編 学文社 2005
→ 博物館の組織や財政、収集・保存・研究、教育・コミュニケーション、まちづくりなど、現代の博物館の事情を幅広く解説している。ミュージアム・マネジメントなどの新しい観点から今後の博物館を前向きに捉えているので、参考書としてぜひ参照してもらいたい。
★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 069/HAK】


■ 博物館史  

歴史のなかのミュージアム : 驚異の部屋から大学博物館まで / 安高啓明著 昭和堂 2014
★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 069.02/REK】
博物館の歴史 = The history of museum / 高橋雄造著 法政大学出版局 2008
→ 世界における博物館学の研究成果をふまえ、科学・産業分野も含め、広い視野から博物館の歴史全体を捉えている。博物館の歴史についてはなかなかまとまった資料が少ないので、本書は貴重。
★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 069.02/HAK】
日本博物館成立史 : 博覧会から博物館へ / 椎名仙卓著 雄山閣 2005
→ 博覧会と博物館の接点を分析しながら、日本における博物館成立事情を解説する。博物館変遷図、博物館史略年表が付いている。西洋と異なる文化の伝統の中で、西洋の博物館を受け入れていく独特の歴史の理解に役立つ。
★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 069.021/HIH】
博物館の誕生 : 町田久成と東京帝室博物館 / 関秀夫著 岩波書店 2005 岩波新書:新赤版 953
→ 日本最初の近代総合博物館である上野の東京国立博物館を中心に、明治の日本の博物館成立事情を描き出す。博物館建設に尽力した町田久成の生涯と重ね合わせ、物語風に書かれているので読みやすい。
★【本館N棟2階ブックツリー岩波新書 080/953】


■ 博物学について  

文明のなかの博物学 : 西欧と日本 / 西村三郎 [著] 紀伊国屋書店 1999
→ 博物学が人間の精神活動の基本的な一分野であると捉える。古代から近代に至るまでの西欧と日本の博物学の歴史を比較し、文明論的に考察する。博物学の現代社会における役割にも言及していて、これからの博物館のあり方を考える上でも重要な本。
★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 460.2/BUN】【電子書籍あり
ニュー・アトランティス / ベーコン著 ; 川西進訳 岩波書店 2003 岩波文庫:青617-4, 33-617-4
→ 架空の孤島「ベンサレムの国」を通じて理想社会を描く。そこで国の福祉に重要な役割を果たす「サロモンの家」と呼ばれる自然科学の実験・応用施設は、近代博物館の発想にもつながる。近代博物館が、どのような理想に支えられて発展してきたかを知ることができる。
★【本館N棟2階ブックツリー授業資料ナビ 133.2/NYU】


授業資料ナビゲータ(PathFinder)入口 (http://alc.chiba-u.jp/pathfinder/)
作成:千葉大学附属図書館