千葉大学学術リソースコレクション c-arc

ケーラー薬用植物掛図

科名: Laurineae、科名(APGIV分類): Laurineae、科名(APGIV分類・和名): クスノキ科

科名: Zingiberaceae、科名(APGIV分類): Zingiberaceae、科名(APGIV分類・和名): ショウガ科

科名: Liliaceae、科名(APGIV分類): Asphodelaceae、科名(APGIV分類・和名): ワスレグサ科

科名: Ranumculaceae、科名(APGIV分類): Ranunculaceae、科名(APGIV分類・和名): キンポウゲ科

科名: Scrophulariaceae、科名(APGIV分類): Plantaginaceae、科名(APGIV分類・和名): オオバコ科

科名: Sterculiaceae、科名(APGIV分類): Malvaceae、科名(APGIV分類・和名): アオイ科

科名: Solanaceae、科名(APGIV分類): Solanaceae、科名(APGIV分類・和名): ナス科

このコレクションについて

千葉大学大学院薬学研究院遺伝子資源応用研究室(旧生薬学研究室)所蔵の植物画の画像です。1887~1898年にドイツで出版された『ケーラー薬用植物』 (Köhler's Medizinal-Pflanzen)に使用された多色刷り石版画を掛図に仕立てたもの151点(制作年不詳)および、『ケーラー薬用植物』の植物画を作成した一人でもあるC. F. Schmidt画『Darstellung und Beschreibung sämmtlicher in der Pharmacopoea Borussica aufgeführten offizinellen Gewächse oder der Theile und Rohstoffe, welche von ihnen in Anwendung kommen, nach natürlichen Familien』のページを解いたもの17点です。

このコレクションの電子化は、JSPS地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(JPJS00420230002)の支援を受けておこないました。

ケーラー薬用植物掛図の公開にあたって

山崎真巳千葉大学大学院薬学研究院遺伝子資源応用研究室教授

千葉大学大学院薬学研究院遺伝子資源応用研究室所蔵のケーラー薬用植物掛図がインターネット公開される運びとなりました。千葉大学学術リソースコレクション(c-arc)によって1890年頃にドイツで出版された『ケーラー薬用植物』 (Köhler's Medizinal-Pflanzen)の多色刷り石版画を掛図に仕立てたもの151点およびC. F. Schmidt画『Darstellung und Beschreibung sämmtlicher in der Pharmacopoea Borussica aufgeführten offizinellen Gewächse oder der Theile und Rohstoffe, welche von ihnen in Anwendung kommen, nach natürlichen Familien』のページを解いたもの17点が公開されています。千葉大学薬学部の源流は明治23年(1890年)に開学した第一高等中学校医学部薬学科にさかのぼります。当時の平野一貫教授は、医薬学および植物学を学ぶ者のため明治34年(1901年)に「新撰薬用植物図譜」を出版しました。この図譜には公開する図版を参考にした植物画が使われています。『ケーラー薬用植物』は当時最も人気のあった薬用植物の手引き書で、約400種の薬用植物について種の特徴をわかりやすく示す図版と植物の医学的効果に関する情報が記載されており、その図版は現在でも様々な図書等で植物の説明に用いられています。このような画像がインターネット公開されることは、大変喜ばしいことです。

今回のケーラー薬用植物掛図の公開は、研究利用はもちろん、教育の場や一般市民の利用をも容易にするものです。c-arcでの公開によって、千葉大学が所蔵する学術リソースが、多方面に大きな効果をもたらすことが期待されます。

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