シンポジウム
出版が変わる 学びが変わる
― 大学教育改革と電子出版のクロスロードに立つ図書館 ―
千葉大学は高等教育の質の向上を求める社会の要請に応え、大学における学びを変革するために、「アカデミック・リンク」という構想を提案しています。大日本印刷株式会社は、そのような学びを支える出版界の電子化の推進に取り組んできました。両者は、デジタル環境下の大学における教育研究の改革を促進し、日本の現状を打破するために平成23年4月から共同のプロジェクトを発足させることで合意し、その企図に関心を持たれる方とともにこの課題と計画を広く共有し、発展させる場として、このシンポジウムを企画、開催することといたしました。
プロジェクトの発足にあたり、現状認識を示し当面の取組みを提案する基調講演、実際の大学教育現場からの事例報告、そして、教育・図書館・出版という多角的な視点からのディスカッションを通して、電子出版の時代の中で変わりゆく高等教育の展望・未来像を語り合うことで、出版社、大学、そして高等教育改革に関心を持つすべての人々とともに日本の大学教育と知識基盤の構築の将来を構想したいと考えます。
- 千葉大学 アカデミック・リンクとは
- 参考資料
日時: 2011年2月28日(月) 13:00-17:00
場所: 大日本印刷(DNP)五反田ビル1階セミナーホール(東京都品川区)
主催: 千葉大学・大日本印刷株式会社
プログラム
- 12:30-13:00 受付
- 13:00-13:10
- 開会挨拶 西村 靖敬(千葉大学附属図書館長)
- 13:10-13:25
- 文部科学省挨拶
- 13:25-13:50
- 基調講演1 『千葉大学アカデミック・リンクの挑戦』 竹内 比呂也(千葉大学文学部教授) 配付資料
- 13:50-14:20
- 基調講演2 『【仕分け】の時代の学術出版 ―新しい学術コミュニケーションの形を求めて、あるいは電子出版時代に学術出版は存在意義を示せるか』
鈴木 哲也(京都大学学術出版会専務理事 編集長) 配付資料
- 14:25-14:55
- 事例報告
- 『よみがえる事典 ―参考図書の電子的再生と活用―』 佐藤 宗子(千葉大学教育学部教授) 配付資料
- 『e-learning環境の活用による物理学教育の改革』 山本 和貫(千葉大学大学院融合科学研究科准教授) 配付資料
- 14:55-15:10
- 試行プロジェクト報告
- 『よみがえる事典 ―参考図書の電子的再生と活用―』、『e-learning環境の活用による物理学教育の改革』
安平 進(丸善株式会社デジタル化推進本部)、米田 奈穂 (千葉大学情報部)、池尻 亮子(同左)
- 『Ustreamを利用した講義配信システムとその教育利用展開』 川本 一彦(千葉大学総合メディア基盤センター准教授)
- 15:10-15:30 休憩
- 15:30-16:55
- パネルディスカッション 配付資料(クロス集計追加しました)
パネリスト:黒田 拓也 (東京大学出版会営業局長)、 長丁 光則(大日本印刷株式会社教育・出版流通ソリューション本部営業推進部企画開発グループリーダー)、竹内 比呂也、佐藤 宗子、山本 和貫
- 司会: 川本 一彦
- 16:55-17:00
- 閉会挨拶 西村 達也(大日本印刷株式会社常務役員)
申込方法・問い合わせ先
下記ページからお申し込みください。
[ 申込ページ ]
定員に達しましたので、締め切りました。(2/21 17:10)
多数のお申込み、ありがとうございました。
参加費無料
締め切り
2011年2月21日(月)
※定員になり次第締め切ります。
問い合わせ先
千葉大学情報部(附属図書館)学術情報課学術情報グループ
e-mail: fae2248__office.chiba-u.jp ※ __に@を入れてください。
TEL: 043-290-2251, FAX: 043-290-2255
【本シンポジウム案内チラシ(pdf)】